2010年3月20日（土）～3月22日（月）　at　APOCシアター
作・演出／山田佳奈

ストーリー

腹が立つくらいの快晴、たまっていた洗濯をしなくちゃならない。 相変わらず快便。４月１５日、木曜日。 今日のテレフォンショッキングのゲストは可愛くない新人アイドル。名前は知らないけど、セックスが上手そう。 そういえば、腹が減った。 今日は１００円ショップのそばでも茹でようか、出前を取ろうか。 寿司が食いたい。 あれ？この毛は僕のか？こんなにチジれてたっけか、まあいいや。めんどくさい。 うおっ！何だ、今の音は…。 これだから安いアパートは嫌なんだ。誰だよ、さっきからピンポンピンポンうるさいなぁ。 出ると大家。ゲハゲハ笑ってる。で、笑う僕。バカバカしい。ピンチだ、僕はまじでピンチだ。………。 やっぱやめとこう。これだから嫌なんだ。強くなりたい、強くなりたい。愛の国なんて嘘、絶対嘘。どいつもこいつもむかつく。 リンゴジュースももう飽きた。あー、何にもないなー。あ？ああ！あんた誰? ―社会や常識に翻弄されている、「自分は普通で不幸だ」と 信じている佐藤と、 「普通」じゃないだろ！という人間たちの最悪で最高！だけど、普通の日のお話。

キャスト

高橋宏行 白濱詩織 櫻井竜 鈴木彰人 高野誠三 宮原真理 山田佳奈

スタッフ

照明：木下高志(光屋照明商店) /音響：佐々木雄介(オフィス桜華)
舞台美術：谷口岳士 舞台写真：杉野加奈恵(東京天然デザート) /舞台撮影：SAIRO
宣伝美術：佃宏敏 /イラストレーション：石川倉二 /web：サイトウ
制作助手：市川明香、大内田みゆき、河本文乃、くろたき±ち/ 演出助手：都築絵理
企画製作：□字ック
協力：サラエンターテイメント/類プロダクション/ エーチームアカデミー/電動夏子安置システム/明治大学演劇研究部