第八回本公演 「荒川、神キラーチューン」

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2014年5月14日(水)~5月25日(日) at サンモールスタジオ
作・演出/山田佳奈

荒川、神キラーチューン

ストーリー

わたしの家の近くにはドブみたいな川が流れていて、
歌をうたうには最高な場所だったわけで。
雑念も苛立ちもぜんぶ石を投げるみたいにぶちまけてやってた。
でも、なーんか変わっちゃったんだよ。あの子のせいで。

殺されたり殺したりしてから気付くなんて馬鹿みたいじゃんね。
いつだって人間は感情をもっているのだから。あなたもわたしも。
事件なんて、いま、
あんたの目の前にある些細な事情による甘えの果てじゃんか。
それを止めたきゃ頭を撫でろ。抱きしめて謝れ。
謝罪しろ、贖罪して土下座しろ。
こっちはキラーチューン歌い終わったら、許すから。

ねえ。先生、マイク握って離さないなら、頭カチ割るよ?

soukanzu

わたし(渋谷ショーコ)は、現在中学の教師をしている。
中学生だったとき、彼女は漫画家になりたかった。
だから毎日のように漫画を描いていた。
将来の夢は漫画家。でもなれなかった。

なりたかった職業に就く大人なんて、ほんの一握りだと思う。

結果わたしは、地味な大人になったが、
彼女は職場恋愛を経て結婚をすることになった。
教師同士の恋愛。肩身も狭く、周りの噂が耳に痛い。

ある日、自分のクラスのストーカーにあっている生徒が、
体育の授業を見学しまくっていることを知る。
同僚の体育教師とその生徒と話し合いを設けたのだが、
驚く言葉を言われてしまう。

「じゃあ、先生はわたしが殺されそうになったら、代わりに殺されてくれますか?」

これをきっかけに、
14年前、担任の先生が殺されて荒川の河川敷で発見されたこと、
あの日いなくなってしまったあの子のこと、
過去にフタをしていた様々なことを思い出さねばならなくなる。

現在の私と、14年前のわたし。
ねえ、ショーコちゃん。神様ってほんとうにいるのかな?

 

キャスト

小野寺ずる、日高ボブ美、山田佳奈(以上、□字ック)
円山チカ(劇団鹿殺し)、浅野康之(劇団鹿殺し)、浅見紘至(デス電所)
大森茉利子(あやめ十八番)、篠原彩、堂本佳世、増岡裕子(文学座/江古田のガールズ)
三上晃司、吉留明日香、レベッカ

 

スタッフ

舞台監督:佐藤秀憲(ステージメイツ) 照明:大津裕美子(コローレ) 音響:ナガセナイフ
演出助手:石川葉月、大山あず紗 宣伝美術:大須賀裕美 宣伝・舞台写真:Pinco
フライヤーモデル:後藤ユウミ 宣伝・舞台美術ディレクション:山田佳奈
Web:サイトウ QPOD:金田慎平
制作:宮原真理 当日制作:横井佑輔(犬と串)
協力:江古田のガールズ、劇団鹿殺し、デス電所、文学座、(株)クリオネ
企画製作:□字ック

 

公演CM


掲載情報

◆山田佳奈インタビュー掲載
演劇ぶっくWEBサイト 演劇キック内『観劇予報』に
山田佳奈のインタビューを掲載して頂きました。
「荒川、神キラーチューン」に関して話しておりますので是非ご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/archives/51917696.html

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On 2014年5月14日
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