小野寺ずる、Q本かよ、滑川喬樹が退団致します。

2018年6月30日

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いつも応援をいただいている皆さま、

まずは驚かせてしまい申し訳ありません。

 

この度、小野寺ずる・Q本かよ・滑川喬樹が退団することになりました。

理由については各々違いますが、平たく言うと「方向性の違い」ということになるのかなと思います。

□字ックが向かおうとしている先と、それぞれが向かおうとしている先が少し違う。

それは集団において、避けては通れないことなのではないかと思います。

 

とくに小野寺に関しては、彼女が大学生のときから共に戦ってきました。

初舞台が□字ックであったご縁から、劇団に出演してもらって7年間。

劇団員として、共に活動してきて、5年間。

そりゃ方向性も変わるでしょう。

20代前半と後半。いつまでも変わらない人なんていません。

 

それに30歳は選ぶことが必然となってきます。

仕事においても、私生活においても。演劇とのかかわり方も。

女性は特にそうなんじゃないかと、わたし自身、身をもって感じるところもあります。

だからこそ30歳目前に、退団という選択をした彼女に“それならそれでいいのではないか”と。

無感情という意味ではなく、自然と、前に進んで欲しいという気持ちで。手を振ってあげたいと思いました。

周囲や環境に流されるよりは、しっかり自分の選択をすることの方が勇敢でたくましいと思いますから。

 

Q本・滑川のふたりにおいても同様です。

選ぶ先が違うのであれば、それは受け入れざる得ません。

「まだ入ったばっかじゃん!」と言って引き留めるのはお互いにストレスですし、

立派な大人のふたりです。いろいろな判断があるのでしょう。

それがどんな理由であるにせよ、手を振る側は「頑張って」と送り出すべきだと思います。

 

継続というのは難しいことも多いですが、

□字ックはもうしばらく続きます。

 

今年に入って、さまざまな劇団が活動休止を宣言されました。

先陣を走られていた先輩方、同時期を駆け抜けたライバルたち。

正直、わたしも寂しい気持ちでその報を受けていた一人です。

でも、だからこそわたしたちは続けなくちゃ、と思います。

 

演劇が好きで待っていてくれる人の為に。そしてわたしたちの作品を待ってくれている人の為に。

この度はこのようなご報告で驚かせてしまい、心よりお詫び申し上げます。

小野寺ずる・Q本かよ・滑川喬樹を、そして□字ックを今後とも応援お願いいたします。

 

そしてまた先の部分で、いや、新たなる演劇の現場で、

彼女らと一緒になる機会があることがあれば、それはとても素敵なことだと。そう願っているのです。

 

 

山田佳奈

 

 

・・・・・以下、小野寺ずる、Q本かよ、滑川喬樹からのコメントです・・・・

 

 

私、小野寺ずるは

6月30日で◻字ックを退団いたします。

 

応援してくださっていた皆様、

一度でも公演に足をお運びくださった皆様、

関わってくださった皆様、

本当にありがとうございました。

 

2013年春に入団。

約5年間、◻字ックにいなければ経験できなかったこと、感じ得なかった思い、見れなかったであろう景色を、人との出逢いを、味あわせてもらいました。

 

劇団、劇団員の皆さんには感謝ばかりです。

 

特に入団してからずっと一緒だった山田さん、宮原さん、ボブさん

決して「穏やかな人柄、柔軟な性格」とはいえない私と5年も活動を共にしてくれたこと、

迷惑も沢山かけたとおもいます、本当にお世話になりました。

 

同時に入団したボブさんの優しさや大らかさ、愛嬌、そして役者として、どれだけの場面でボブさんに助けてもらっていたのかわからないほど助けてもらいました。ありがとう。

 

制作宮原さんには色んな業務をする忙しいなかでも気持ちを切らさずかけてもらえていたこと、沢山沢山見えないところでも支えてもらえていたこと、ありがとうございました。

 

そして主宰・山田さん。まず、沢山の作品で沢山の想いを役者としての小野寺にあずけてもらえていたこと、誇りとなる贅沢な経験を、心から、本当にありがとうございました。

色んな活動においても山田さんのバイタリティ、物事を実現しようとするエネルギーにどれだけ引っ張ってもらっていたのか、というおもいです。

そして退団したいという一個人の意思を尊重し、さらに今後のことまで気にかけてもらえたことに、改めて感謝の気持ちがわいています。

 

そして一年しか一緒に活動できなかったけれど、新劇団員の皆も色々と助けてくれてありがとうございました。

在団するココちゃん、元気で素直なところ、素敵で癒されていました。共演できてよかったです。ありがとう。

 

個々の劇団員に対する個人的な気持ちを皆様が目にするところに書くべきか迷いましたが書かせてもらいました。

 

それは、こんな気持ちを抱かせてくれるメンバーがいるのが

◻字ックです、ということを目にした皆様に汲んでいただきたいという想いからです。

そして、そう思わせてくれる5年間をくれた団体なのだ、ということを

退団してしまう立場ですが(退団するからこそ、かもしれません)知ってほしいと思いました。

 

 

色々な思いがあり、一個人として活動していく、という選択をしました。

 

 

◻字ックも、活動が続いていきます。

 

どうか今後も、

 

続いていく◻字ックと、

続いていく小野寺を、

 

応援いただけましたら幸いです。

 

それにしても、ぎゅっとした濃ゆい5年間でした…!ありがてえです!

 

改めて、

皆々様、本当にありがとうございました!

これからもよろしくお願いいたします!

 

 

 

小野寺ずる

 

 

 

□字ックの劇団員オーディションを受けたとき、劇団側から「3年は続けてほしいと思っています」と言われました。そのうえで所属を決めたということは、少なくとも3年は続ける覚悟をもって入団したということになるし、それを1年やそこらでやめるというのは、ほんとうに無責任で、自分勝手なことです。無責任で、自分勝手なこの決断を、多くの言葉を飲み込んで「仕方ない」と許してくれた山田さん、宮原さん、劇団員の面々には、申し訳なさよりも、感謝の気持ちが今は大きいです。

 

勝手な言い分ではありますが、□字ックをやめる、というよりは、劇団に所属することをやめる、という決断をしたと思っています。なんとなく、演劇を続けていくにはどこか劇団に所属しないといけないような気がしていました。学校や養成所を出たわけでもなく、芝居をしている知り合いもいなかったわたしは、そうでなければ不安だったのだと思います。もう不安ではなくなった、ということでは決してないのですが、□字ックでの経験のなかで、自分にできること、できないこと、足りないもの、望まないものを知り、気がつかされました。自分勝手な決断であるし、この自分勝手さが遠のけるチャンスや可能性がたくさんあるのかもしれないけれども、それでも。自分が自分の尺度で動いたときに(あるいは動かなかったときに)あまり周囲に迷惑がかからない場所に身を置きたい、と思いました。ひとりになる心細さはありますが、前向きな選択のつもりです。□字ックでのQ本かよを楽しみに思い、この退団報告でガッカリさせてしまった方がいるならば、それはほんとうに、申し訳ないことです。すみません。

 

最後に、やめる分際で調子のいいことを書きます。わたしは、□字ックが好きです。□字ックが持つ、まっすぐな野心と向上心が好きです。山田さんの「□字ックは続きます」という言葉を読みとても頼もしく感じました。さすがだな、と思いました。不甲斐ないわたしは一緒に走ることができませんが、進む先を明確に見据え、速度をゆるめず走り続ける□字ックはカッコイイなと思います。簡単なことではないし、こんなふうに無責任な憧れを押しつけると怒られてしまいそうだけれども。□字ックはそういう劇団であり続けてほしいな、と、願っています。

短い間ではありましたが、たくさんの経験をさせていただきほんとうに有難うございました。

 

 

Q本かよ

 

 

 

この度私滑川喬樹は□字ックを離れることになりました。短い間でしたが応援してくださった皆さま本当にありがとうございました。

離れてもしっかり前を向いて進んで行く所存です。

これからも□字ックと小野寺ずる、Q本かよ、滑川喬樹を何卒よろしくお願い致します。

 

 

滑川喬樹

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